木更津駐屯地

概要

 木更津市は千葉県中西部に位置し、歌舞伎「切られ与三郎」や童謡「証城寺の狸ばやし」の舞台として有名です。駐屯地は昭和11年海軍航空隊により創設され、運用を開始しました。戦後、アメリカ軍が駐留していましたが、昭和30年航空自衛隊が航空輸送基地として運用し、昭和43年霞ヶ浦駐屯地にて創隊された第1ヘリコプター団の移駐を皮切りに、駐屯地業務隊、東部方面諸隊、第4対戦車ヘリコプター隊等が移駐・創隊し、現在の木更津駐屯地として運用を開始しました。<br/>  古くから港町として栄え、「のり」の養殖が盛んで、平成9年には東京湾を縦断する「東京湾アクアライン」が開通し、4月頃から始まる「潮干狩り」を楽しむ人達で賑わっています。

住所・連絡先

〒292-8510 千葉県木更津市吾妻地先
TEL:0438-23-3411(代表)

交通

●鉄道
JR内房線「木更津駅」下車、駅西口から徒歩約20分・タクシー利用約8分
●バス
木更津駅西口、バスターミナルから乗車、航空隊前で下車、徒歩約3分
●自動車
東京湾アクアライン及び館山自動車道、袖ヶ浦ICを降り、国道16号線を館山方面に向かい、約10分
●その他
羽田空港から木更津駅東口行きの「高速バス」があり、所要時間約40分

観光

太田山公園

木更津駅東口正面に見える緑豊かな公園で、木更津の名の由来は、「日本武尊(やまとたけるのみこと)伝説」に由来し、東京湾から上総へ渡ろうとしたとき、海が大荒れに荒れ船が転覆しそうなとき武尊の后、弟橘媛(おとたちばなひめ)が海神の怒りを鎮めようと、我が身を海に沈め無事上総に上陸することができました。日本武尊は愛する弟橘媛の運命を悲しみ、しばらくこの地を去らなかったといいます。これが君不去=きみさらず=木更津の由来だと言われ、太田山公園の山に二人が手を差し延べあう高さ28メートルの「きみさらずタワー」があり今では山全体が、公園・フィールドアスレチック等が整備され、市民の憩いの場となっています。

海ほたる

アクアラインのシンボルとして、位置する「海ほたる」。そのイメージは、まるで「船」を連想されるPAです。内部は、充実したレストラン・各種お土産ショップ等があり、潮風に当たりながら時間と共に変化する景観に、時を忘れてしまいます。

潮干狩り

干潮時には、沖合数百メートルの干潟が広がり、貝はあさり中心ですが、ハマグリやアオヤギなどが混じって採れることあります。

スパ三日月「龍宮城」

東京湾を一望できる温泉施設。露天風呂、プールゾーン、マッサージ・ルームやエステルームもあり、入浴後はレストランでお腹いっぱいの食事、宿泊施設も完備しており、至れり尽くせり。

マザー牧場

木更津からちょっと足を伸ばすと(約60分)、子供達が喜ぶ、かわいい動物達に出会うことができます。

イベント

やっさいもっさい踊り

毎年、8月の第2土曜日に開催され、木更津駅西口のメイン道路を使用して総勢約3000名の参加者が、優勝を目指しています。木更津地域に在住する3自衛隊も「自衛隊連」として参加しています。

花火大会

やっさいもっさい踊りの翌日は、木更津港を舞台に、およそ9000発の花火が打ち上げられ、木更津港からの眺めはもとより、アクアラインPA(うみほたる)からの眺めも最高です

木更津駐屯地記念日及び航空祭

木更津の名物と言えば、10月の第1日曜日に開催される記念日と航空祭です。この日は、多くの一般客及び航空機マニアがカメラ・無線機を片手に来隊してこられます。

その他

●官舎等
吾妻宿舎:駐屯地に隣接している官舎
高砂官舎・本郷官舎:木更津駅1つ手前の巌根駅から徒歩約10分
高柳官舎:市立岩根中学校・高柳小学校、近傍の官舎で
●公共施設
・木更津市役所・木更津警察署・木更津消防本部・東京ガス・東京電力・木更津郵便局
●幼稚園、保育園
(近傍保育園・公立)
・吾妻保育園・久津間保育園
(近傍幼稚園・私立)
・岩根みどり幼稚園・木更津つくし幼稚園・きさらづ幼稚園
●小学校
(駐屯地近傍小学校)
・木更津第1小学校・木更津第2小学校・岩根小学校・高柳小学校
●中学校
(駐屯地近傍中学校)
・木更津第1中学校・木更津第2中学校・木更津第3中学校・岩根中学校・岩根西中学校
●高等学校
(公立)
・県立木更津高等学校・県立木更津東高等学校・県立君津商業高等学校・県立袖ヶ浦高等学校